近年架空の人物とされる飛鳥斑鳩にいた聖徳太子は、同じ600年代初頭、九州筑紫の邪馬臺國(ヤマト国)の都・太宰府に天皇として実在した。その地で冠位十二階を制定し、遣隋使を出し、仏教を信仰し半跏思惟の座禅を組み、法興寺=のちに移築され法隆寺、を建立した。 

満鉄調査部の出身で早大教授となった津田左右吉(つだ そうきち)は、戦前に、2代綏靖(すいぜい天皇)から9代開化(天皇)までの八代の天皇を「欠史八代」とし、これに続く10代崇神(天皇)、11代垂仁(天皇)、12代景行(天皇)、13代成務(天皇)、14代仲哀(天皇)および神功皇后までの実在を否定する、「欠史13代不在説」を主張し、弾圧も受けた。戦後は、一転して、津田の「欠史13代不在説」は、日本の歴史学会と社会文化一般...
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